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LCAM 昨日18日は,徳島県立総合教育センターにて開催された徳島県高等学校教育研究会家庭学会主催の研修会で,Flashを用いた教材開発の講習をしてきました.

徳島県高等学校教育研究会家庭学会とは,昨年度の同会の研究プロジェクトにて,授業プランニングボードの開発やイラスト素材の作成で,私と園田学園女子大学の学生がお手伝いをさせて頂いた経緯があります.

講習の後,授業プランニングボードの現状などについて,色々とお話を聞かせていただきました.この授業プランニングボードの構想段階には私は参加しておらず,Flashによるシステム作成のみを担当していたのですが,現在,私が開発しているLCAM(Learning Contents Authoring Module)とつながりがあり,とても興味深いです.

まず授業プランニングボードについて簡単に説明をします.通常は教員である利用者が,授業で指導する予定の学習単元を選択すると,予めサーバー上に用意してある,「目的」,「導入」,「展開」などのステップごとに分類された授業案が表示されます(下図参照).この授業案をブラウザ上でドラッグ&ドロップを用いて並べることにより,授業の指導プランを作成することができます.作成したプランは印刷することや,プランで使用するビデオや写真などの素材をリンクからたどることができます.興味のある方は,このリンクから実際にシステムを使用することができますので,使ってみてください.(授業プランニングボードの詳細につきましては,徳島県高等学校教育研究会家庭学会の先生がまとめられたこちらの資料をご覧ください.)


授業プランニングボード

現在私が開発しているLCAMを用いると,eラーニング教材に含まれるページを効率的に作成することができます.通常のeラーニング教材では,目安となる単位学習時間に応じて複数のページをパッケージングし,これを通年/半期などの学習スパンに応じて更にパッケージングしたものを,科目/講座として用意します.このパッケージングの過程は,contextを作り出す過程です.私は,このcontext makingを支援するアーキテクチャの提案/開発に非常に関心があり,今後開発する予定のLMS(Learning Management System)の一つの柱にしたいと思っています.

LCAMは,eラーニング用の独学教材作成を支援するシステムであり,授業プランニングボードは,主に対面授業における授業プラン作成を支援するシステムという違いはあります.しかし,前者がeラーニング教材の素材となるpage contentを作成するシステムなのに対して,後者は素材を組み合わせてcontextを作り出すシステムなので,補完的であり相性が良いです.この両者を上手につなげ,発展させることができれば,面白い学習支援システムになると思っています.

作成しているシステムの設計を見直し,XMLConnectorの数を減らし,バインディングの数を減らす.取り敢えず,手元のノートPCで動くことは動く.でも動作が遅いなあ,と思って使用メモリーをチェックすると,同システム表示時のFirefoxの使用メモリーは120MBにもなっていた・・・.Flashでアニメーションを作成するときは,あまり使用メモリー量は意識していなかったけど,アプリケーションを作るときは,気をつけないといけないな,と反省.

Flashに印刷機能を持たせるには,print,printasbitmapなどがあるけど,今回作成しているシステムでは,Printjobオブジェクトを用いています.これは,XMLConnectorのバインディング結果を表示するためです.でも使っているうちに気がついたのは,このPrintJobオブジェクトって,グラデーションも印刷できるんですね.これまで,グラデーションを印刷するには,printでは無理でprintasbitmapを用いていましたが,画質が低くて困っていました.これで,またPrintJobが気に入った.


1300個のXMLデータ

引き続き,頼まれ仕事のFlashシステムを作成する.システムを作り上げていくうちに,「ムービー内のスクリプトが原因でFlash Playerの実行速度が遅くなっています」と言うメッセージがたびたび表示されるようになる.スクリプトの文法的にはまちがったことはしていないのになあ,と思い首をかしげる.でも良く考えてみたら,Flashムービー表示時に大量のXMLデータを読み込ませていることに気がつきました.ノードや属性の数で言うと,計1300個ものXMLデータのバインディングをしていました.この位の数がXMLConnectorを使う際の限界なのか,それともFlashでスクリプトを書いてデータを読み込ませてもこの辺りが限界なのかは分かりませんが,確かに多いよなあと納得する.なんだか素人チックな設計に,我ながらあきれる.まあ,自分の経験値があがったと解釈しておこう.

現在,FlashMXProfessional2004を用いて,XMLデータをXMLconnectorを用いてムービークリップにバインディングし,そのムービークリップをドラッグ&ドロップすると言う作業を行っている.ドラッグ&ドロップした結果を印刷する箇所で,かなりの時間作業がストップする.Flashで印刷ならprintでしょうと思っていたら,これがうまく印刷できない.バインディングが切れてしまったり,印刷領域が調整できなかったりする.またswapDepthsなども使っているので,これが原因かとも試行錯誤する.

結果は,FlashPlayer7から利用できるようになっているPrintJobオブジェクトを使用すればよかった.Flashのヘルプに記載されている,

実行時にダイナミックコンテンツをレンダリングし、単一のプリントダイアログボックスを使用して、コンテンツの縦横比を保持しつつサイズ変更せずに、ドキュメントをプリントできます。この機能は、データベースコンテンツやダイナミックテキストなど外部のダイナミックコンテンツをレンダリングおよびプリントするときに特に便利です。

あたりがうまくいった理由なんだろう.
勉強にはなったけどさ,かなり疲れた.

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