2006年04月の投稿

microformats logo最近,メタデータ記載手法の1つとしてmicroformatsのことを良く耳にするので,ネットで少し調べてみました.webページ作成者が比較的簡単に情報のメタデータを埋め込める点は,やはり魅力的です.また,microformatsの情報を書き出すツール(ex. microformats|code, G-Tools)や取り込むツール(ex. googlehcalendar, Tails Export)なども,徐々に登場してきていることもその魅力を増加させています.ただ,神崎さんのblogで簡潔にまとめられているmicroformatsの欠点は,大きな問題だと感じています.

一般にメタデータの利用は,それを添付する元々のデータの共有も含めた再利用にあるのでしょう.その視点からか,eラーニング教材におけるメタデータ(LOM:Learning Object Metadata)添付の重要性の啓蒙と推進への取り組みは,何年も前から活発に行われています.ただ今のところ,このeラーニング教材のメタデータを活用する機会が,NIME gladを初めとする教材レポジトリでの検索条件など,かなり限定されているのも事実でしょう.

XFN/FOAFで実現されているようなデータ間のつながりを表現したり,hcalenderで提供された情報をGoogle Calenderに取り込むなどの情報のシームレスな連携が,eラーニング教材のメタデータでも実現されれば,更に面白くなると思います.ここまで話を発展させると,メタデータだけの問題ではなく,その受け皿も含めた教材利用のシステムの話となってしまいますが.

この辺りの取り組みについては,僕が知らないだけで既に報告があるのかもしれませんので,何かeラーニングのメタデータ活用で面白い情報があれば是非教えてください.

“Flash Professional 8″ 用の “モバイルデバイスプロファイルアップデート 2″が公開されていることに気がついたので,早速インストールしてみました.今回のアップデートの目玉は,Nokiaブランド機に対するFlashLite2.0エミュレート機能でしょう.FlashLite2.0は,FlashPlayer7相当の機能を持っているとのことなので,早速,先日サンプルで作ったRPG移動ルーチン部が,FlashLit2.0で動くか試してみました.

デバイス設定画面まず,パブリッシュ設定で書き出しのバージョンをFlashLite2.0に設定します.その後,デバイス設定画面で,「コンテンツタイプ」を「スタンドアローンプレーヤー」に設定すると,デバイスとしてNokia機11種が表示されます.

先日発売されたNokia N90以外の10デバイスは,どれも画面解像度が176×208と小さいので,N90(解像度:352×416)を選択しました.

その後,先日作成したRPG移動部分について,ステージサイズをNokia N90サイズに設定し,表示する地図の部分(マスク機能を利用)は,日本の携帯電話で一般的な240×320サイズに変更しました.PC用のサンプルからコード変更はせず,ドットシンタックスを用いています.

エミュレート画面この状態でパブリッシュプレビューをすると,エミュレータ画面で何の問題もなくキャラクターを操作させることができました.ちなみに,まだ非常に簡単なサンプルなこともあり,ファイルサイズは30KB程度です.

今回の確認作業で,FlashLite2.0を対象とした場合,PC用Flashコンテンツをかなり容易に移植できることを実感しました.

FlashLite2.0に対応した日本の携帯デバイスの登場を待ち遠しく感じます.


「Web2.0 BOOK」を読む

あちこちのblogでも話題となっている「Web2.0 BOOK」を読みました.Web2.0と言う最近のweb界隈のトレンドを,2006年初めのスナップショットとしてまとめた本と言えば良いでしょうか.著者を見れば想像がつくように,様々なサービスを例に出しながら,落ち着いた説明がされているので安心して読めます.補足説明や参考URLが丁寧すぎるくらいに用意されているので,これまでweb2.0と言うものを意識していなかった人でも,十分に楽しみながら読むことができると思います.

僕にとって一番面白かったのは,Chapter5に書かれている2005年12月にサンフランシスコで開催された「Syndicateカンファレンス」のレポートです.ビジネス的視点からも盛り上がっているRSS/Atom feedですが,その最前線の報告がまとまって読めるのは助かります.

ただ,このレポートでも繰り返し触れられているタギング・フォークソノミーの話ですが,いま一つ僕にはピンと来ていません.その手のサービスを一度も使った事がないのが原因とも感じているので,今度del.icio.usでも集中して使ってみようかと思っています.タグを使った情報共有が有用なら,開発中の教材作成システムでも使ってみたいと思っています.一般に教材は情報の粒度が大きいので,上手に情報のキーワードをタギングできたら便利ではないかと思っています.

Web2.0 BOOK
Web2.0 BOOK
posted with amazlet on 06.04.24
小川 浩(サイボウズ株式会社) 後藤 康成(株式会社ネットエイジ)
インプレス (2006/03/01)

XHTML2.0でのsectionタグ

昨日読んだ益子さんのスライドでXHTML2.0のsectionタグが触れられていたので,早速,W3Cで公開されているworking draftを見てみました.sectionタグについては,以下の記載があります.

The section element, in conjunction with the h element, offers a mechanism for structuring documents into sections. This element defines content to be block-level but imposes no other presentational idioms on the content, which may otherwise be controlled from a style sheet.

ここで述べられているように,sectionタグは構造化した見出しタグhと共に用い,入れ子構造もとれることがサンプルから分かります.ただ,サンプルには一つのsectionタグに複数のhタグが挿入されたものもありますが,これはどういう意味なのでしょうか?dlタグのようなイメージでしょうか.ちなみにhタグについては以下の記載があります.

Structured headings use the single h element, in combination with the section element to indicate the structure of the document, and the nesting of the sections indicates the importance of the heading. The heading for the section is the one that is a child of the section element.

先日,開催されたCSS Nite Vol.7での益子貴寛さんのプレゼン資料が公開されていましたので,早速読んでみました.

特に参考になったのは,スライド37以降の「(X)HTML+CSSガイドラインの中身」です.ちょうどXHTML+CSSでeラーニング教材を作成する際の自分なりのガイドラインを作っている所なので,大変勉強になりました.スライド44から説明されているheaderタグについての記載では,特にトップページとそれ以外のページでh1タグの定義箇所を変える提案が参考になりました.また,スライド58以降の,ワイヤーフレームと絡めたcssファイルの書き方の説明も,ガイドラインとしてノウハウを共有すると言う視点から説明されていて,なるほどと納得しました.

関西に住んでいることもあり,アップルストア銀座で開催されているCSS Niteには参加したことがありませんが,機会さえあれば是非参加したいと思っています.

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