6月9日に早稲田大学国際会議場で開催された、教育システム情報学会研究会「e-learning環境のデザイン」 に参加してきました。私も開発中のSNSについて、「学習目的のソーシャルネットワーキングサイトの開発」と言うタイトルで発表してきましたので、用いたスライドをFlashPaper形式で以下に公開します(要FlashPlayer7以上)。
実際の発表では時間調整がうまくできず、後半のスライドは駆け足となってしまいました。このため「教材や学習ノートなどの教学に関わるリソースを、SNSの人的ネットワークを用いて共有する」と言うアイデアを、聴衆の方々に十分に伝えることができなかったのでは、と心配しています。私自身はこのアイデアが気に入っているので、これからも各所で発表し、色々な方からご意見をお聞きしたと思っています。
研究会の後の懇親会では、私の研究内容に興味を持ってくれた人や、私が話したいと思っていた人と話すことができ有意義でした。最近、開発中のSNS”Social Learning Life”の開発ペースがかなり落ちてしまっていますが、これを機会にスピードアップをしたいと思います。
また、私が特に関心を持った発表としては、「eラーニング専門家養成のためのeラーニング環境の設計:熊本大学大学院教授システム学専攻の事例」(根本淳子、北村士朗、鈴木克明:熊本大学)、「SCORM2004を拡張したモバイルラーニング環境の設計と実装」(仲林清、星出高秀:NTTレゾナント(株)、細川真伸、川上太一、佐藤一夫:(株)NTTドコモ)があります。どちらの発表もレベルの高い学習環境構築の話が聞け、とても刺激になりました。また、「数式表示可能な数学のeラーニングシステムの構築と実践」(江見圭司:京都情報大学院大学)では、前々から気になっていたMathMLの話が聞けたのが良かったです。
今年は3ヵ年の科研費プロジェクトの最後の年ですので、これからもあちこちの研究会に参加し発表をしていきます。
数日前に、Flashの様々な情報を提供してくれるblog、“Flash Devices” を読んでいて驚いたのが、“Flash Lite 2.1 for BREW “ の記事です。
BREWと言えば、QUALCOMM社 が開発している携帯電話用のアプリケーションプラットフォームで、日本ではauが積極的に取り入れているので、その名前を耳にしたことのある人も多いかと思います。このBREW上で動作するFlashLitePlayerのパブリックベータが、この7月3日に発表されるようです。
Adobe社のサイト では、更に詳しいdatasheet(PDF) を見ることができます。
このdatasheetで気になったことの一つ目は、
When a user selects an application or piece of content based on Flash Lite, Flash Lite Player is automatically downloaded over the air, making the handset immediately “Flash enabled.”
です。これによりFlashPlayerのインストールが、デバイスと切り離されることが分かります。おそらくFlashLitePlayerのバージョンアップも、通信で行えるようになるのでしょう。これによりFlashLitePlayerの最新バージョンの普及が大幅に加速されそうな、うれしいニュースです。
また、BREWの請求機能を使って、コンテンツの課金を容易に行えるようになることにも言及してあります。これもビジネスとしてFlashLiteコンテンツを考えるときに、大きなアドバンテージとなるでしょう。
予定ではこの秋に、公に利用できるようになるようですので、今から非常に楽しみにしています。
最近、スタイルシートの作成をする仕事も増えてきたため、大学の研究室にwebブラウザを各種インストールしました。現在のコレクションは以下の通りです。
■ Windows XP
Internet Explorer 6.0
Internet Explorer 5.5 sp2
Internet Explorer 5.0
Internet Explorer 4.0
Internet Explorer 3.0
Firefox 1.5
Opera 8.5
Netscape Navigator 7.1
Netscape Communicator4.7
ホームページリーダー3.01
■ Mac OSX (10.4)
Safari 2.0
Firefox1.5
Camino1.0
■Linux【Red Hat Enterprise Linux ES 3】
ブラウザ環境が整った所で、作成中のeラーニング教材用スタイルシートをチェックしました。IE5.xにおけるwidth誤解釈については、「Alternative Design Project(ADP)」 で紹介されていたこちらの記事 を参考に対処しました。
IE5.xにおいては、width誤解釈だけではなく、overflowの取り扱いの違いなどで悩まされました。本来不必要であるはずのwidth値を指定したりと試行錯誤の作業を続け、今のところ、IE6.0 ~5.0、Firefox1.5、Opera8.5、Safari2.0でほぼ同じ外観を再現できました。また、IE4、NC4の取り扱いは悩む所ですが、取り急ぎスタイルシートを読み込ませないようにしています。スタイルシートを用いないnaked XHTMLだと、見栄えは悪いのですが、一応必要な情報全てを表示されるようにしてあります。また、ホームページリーダー3.01で読み上げさせた所、必要な情報は読み上げてくれていました。
今日の作業で気になりつつも未解決なのは、Caminoだけフォントが一回り小さく表示されたことと、Safariで最下段のfloatを余計なdivタグを入れずにどうclearするのかと言う点です。これらは既に解決していそうなので、時間を見つけて調べてみます。まだもう少し、複数ブラウザ環境の差異吸収作業に時間がかかりそうです。