2006年10月の投稿

現在、開発しているSNSは、クライアントサイドをFlashで構築しています。その際にActionScript2.0を用いて、オブジェクト指向プログラミング(OOP)をしているのですが、これまでにOOPの経験がほとんどなかったため、システムを開発しながら見よう見まねでOOPを行ってきました。ただ、システムの規模が段々大きくなってきたこともあり、少し時間をかけてAS2を用いたOOPを勉強することにしました。

AS2を用いたOOPを学習するために購入したのが、著名なColin Moock氏が書いたEssential Actionscript 2.0です。数日前から読み始め、Chapter3(p.58)まで読み終わりました。

まず、使用されている英語は、技術書らしく平易です。内容については、Chapter1のOverviewでは、いくつかのバージョン間のコンポーネントに関する注意事項が参考になりました。Chapter2では、p.19に記載された以下の文章(p.19)が、印象に残っています。

Many people learn the basics of OOP only to say, “I understand the terminology and concepts, but I have no idea how or when to use them.” If you have that feeling, don’t worry it’s perfectly normal; in fact it means you’re ready to move on to the next phase of your learning – objec oriented design(OOD).

この辺りは、”PartII. Application Development”, “Part III. Design Pattern Examples in ActionScript 2.0″などの見出しがある同書後半に期待しています。

“Chapter3 Datatypes and Type Checking”では、僕にとっては既知のことと気軽に読み始めたのですが、castについての理解が不十分であったことに気づかされました。また、p.55からの”ActionScript 2.0 Type Checking Gotchas”は、重要ですね。ここにも記載されていた、[]を用いた場合には型のチェックをしない、と言うことには気がついていたのですが、まとまった文章を読み、すっきりとしました。

同書を読み終えるには、まだまだ時間がかかるので、学習した所から順に、開発中のコードに反映させていこうと思います。

Essential Actionscript 2.0
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Colin Moock
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おすすめ度の平均: 4

4 初心者から上級者まで

鶴野充茂氏著の「SNS的仕事術 ソーシャル・ネットワーキングで働き方を変える!」を購入し、先ほど読了しました。同書第1章では国内外のSNSが紹介されており、この部分は資料として参考になりました。また、「本当の意味での「個人の時代」」(p.46)では、既存のSNSの「リンク」がかなり限定されたものであることが指摘されていますが、いくつかの指摘は、現在私が開発中のSNSで実装しようと考えていた内容でもあり、大変興味深かったです。

タイトルにもある「SNS的」と言う言葉は、「自分のパーソナルな人的ネットワークをベースに仕事をしてく発想やアプローチ」(p.38)として説明されています。特に第2章以降は、この意味での「SNS的仕事術」に焦点があてられた啓蒙書的な内容になっており、web上のSNSに限定した記述は少なくなっています。この第2章以降では、「個人の名前がその情報の価値を判断する重要な手がかりになってきている」(p.90)、「コミュニティができ上がる前にメインターゲット以外の人が多く集まってくると、主催者として場をマネジメントできなくなる恐れがあります」(p.150)、「情報発信の中で一番強いメッセージ力を持っているのは、アクション、つまり行動することです」(p.212)などの記述が特に印象に残りました。

また、同書を読みながら、現在私が作成している学習目的のSNSは、利用者がどのような内容に興味を持ち、どのような学習をしてきたかが簡単に分かるので、人材紹介サービスと相性が良さそうだということに気がつきました。これは結構大きな可能性に感じています。

SNS的仕事術 ソーシャル・ネットワーキングで働き方を変える!
鶴野 充茂
ソフトバンククリエイティブ

webサイトの売買をするサイトキャッチャーと言うサイトがあるのを知りました。なかなか面白いアイデアですね。ただ、現在の登録サイト数387件、成約案件数86件と言う数字は、せめてあと一桁は上回って欲しいところです。今後に期待のサイトといった所でしょうか。

成約時の手数料は、買い手にのみ以下の金額が発生するようです。

 成約額100万円超 ・・・ 成約額の 3%
 成約額100万円以下 ・・・ 一律 31,500円

この金額は結構リーズナブルに感じます。

現在、英語論文を書いている最中ですが、その際に英辞郎Answers.comを便利に使っています。

英辞郎は使っている人も多いかと思いますが、用例が数多く掲載されているのが良いですね。ただ、しばしば用いていると、ここがこうなればもっと便利なのにと言う点がいくつか気になってきます。例えば入力単語のスペルミスに対して、正しいと思われる候補の推測です。Googleの「もしかして・・・」の機能に相当するものです。スペルをうろ覚えの単語を調べるときに、この機能があればと思うことがしばしばあります。また、いくつかの英単語の内、実際にどれを用いるかに迷ったときに、それらの候補をGoogleで検索し、検索結果の数が多い方を選択したりしていますが、このような単語の頻出度を示す値が英辞郎内で知ることができたら便利ではないでしょうか。

また、先日Going My Way紹介されていたAnswers.comが提供する英英辞書のツールも、なかなか便利です。英単語の微妙なニュアンスを知りたい時に使っています。また、素早く英単語の意味を知りたい時も、Alt + クリックで結果を見ることができるのがうれしいです。更に英辞郎にはなかった機能として、英単語の発音を確認できるのも良いです。また、この手の便利なサービスはレスポンスが悪いことにがっかりすることがありますが、その点Answers.comは気持ちよく反応してくれます。

梅田望夫著の「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」の大ヒット以来、google、web2.0関連の著書が次々に発刊されています。そのような状況の中、blog等で評判の良かった「グーグル・アマゾン化する社会」を読みました。

現象や社会学的内容についての記述としては、ロングテールと一極集中を一枚のコインの裏表のように捉えたり(第1章)、SNSの同類志向(p.211)、沈黙の螺旋(p.225)などが特に面白かったです。また、「アーキテクチャの仕様は、人の振る舞いや思考までも規定することがあるということだ。」(p.220)と言う指摘は、私も学習目的のSNSの開発と言う視点で新しいアーキテクチャを提案しているつもりですので、重みを感じます。

また、技術・仕組み的な記載としては、スケールフリーネットワークに言及している箇所(第5章)や、amazon.comの協調フィルタリングについて言及している所(p.98)が面白かったです。同書は新書と言うことでどちらも簡単な記載ですので、いずれ時間をかけてこれらのトピックを学びたいと思っています。

全体を通して、非常にバランス良くまとめられた内容が好印象でした。おススメの一冊です。

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