2008-10-07 22:07
教材スライドをHTML Slidyで作る
これまで、授業で用いるスライドはPowerPoint2003で作成して教室のスクリーンに投影し、開発している学習支援システムには、PowerPointからwebページ書き出ししたものを、学生がon demandで表示できるようにしていました。
この方法は簡便であり、よくある方法ですが、Internet Explorer以外のブラウザでwebページのレイアウトが崩れることがある、作成にPowerPointが必要である、などの点が気になっていました。このため、以下に紹介するHTML Slidyを用いて、最初からwebページとしてスライドを作成・公開することにしました。
このHTML Slidyは、W3Cが公開しているweb上のスライドシステムで、提供されたスタイルシートとJavascriptを、利用者が用意した原稿HTMLファイルに適用することで、スライドを作成することが出来ます。以前から、このHTML SlidyやS5を使ったスライドをweb関連のセミナーで見かけることはあったのですが、実際に使ってみて、その便利さに惹かれています。
特徴としては、webページ上で、PowerPointのようにマウスやキー入力でスライドを操作できることが挙げられます。スライドの作成にはHTMLの知識を必要とするので一般向けではありませんが、HTMLに慣れていてスライドをweb上で公開することを前提としている場合には、十分PowerPointの代替になると感じています。
このHTML Slidyの、PowerPointと比べたときのデメリットは、1)アニメーション・エフェクトがない、2)デザイン・レイアウトテンプレートがない、3)スライド作成のための汎用的なGUIがない、4)レイアウトの指定が難しい、と言ったところでしょう。
上記1)については、Javascriptを用いてアニメーションを設定する試みが、こちらで紹介されていました。また、2)については、特に海外のサイトでいくつかのスタイルシートが公開されています。3)についても、こちらを見ると、取り組みがあるようです。4)については、レイアウト指定をCSSで行うだけに、CSS手入力ではなくGUIでの設定ができると好ましいですね。
取り急ぎ、以下のような黒地のデザインを作成し、教材スライドを学生に公開しました。今後、特に教材スライドの作成という点から、HTML Slidyに何らかのcontributeをしたいとも思っています。
